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空に太陽がある限り?ーお天道様からの恵みをいただいて、小規模太陽光発電システムを動かす【3】

前回の記事で掲載した以下の計算を元に、必要な機材を選ぶことにしました。


MacBookを2日/週(バッテリー充電)、それ以外は全て太陽光発電システムで賄う場合。

使用機器 電圧V 電流A 電力W 使用時間/日 使用日数/週 平均W*Hour/日

MacBook MB403J/A AC/DC電源使用時 16.5 3.65 60.23 3.00 2.0 51.6214

電動アシスト自転車バッテリー充電器 29.2 2.00 58.40 2.00 2.0 33.3714

ガイガーカウンター 9.0 0.05 0.45 0.17 7.0 0.0765

NikonD50バッテリー充電器 8.4 0.90 7.56 3.00 0.5 1.6200

SANYOXacti DMX-CA8バッテリー充電器 4.2 0.65 2.73 2.00 0.5 0.3900

CanonHV10バッテリー充電器 8.4 1.50 12.60 2.50 0.8 3.6000

iPod nano 3G USB充電ケーブル 5.0 0.50 2.50 2.00 1.0 0.7143

DocomoSO902iバッテリー充電器 5.4 0.70 3.78 1.30 1.0 0.7020

Au Infobar2バッテリー充電器 5.0 0.60 3.00 1.50 1.0 0.6429






合計 92.7385


  Ah/日(補正係数0.73) 10.5866


必要な出力電流Ah(平均日照時間3H/日として) 3.5289


  必要なバッテリー容量Ah 63.5195


(不日照日3日/週、放電深度50%)











太陽電池パネル
計算値に近い出力能力のある太陽電池パネルとして、以下の3つを候補としました。
機種名 HIP-63S1 KC65TJ NE-70A1T
最大出力 63W 65W 70W
最大動作電圧 18.1V 17.4V 15.81V
最大動作電流 3.49A 3.75A 4.43A
質量 6.1kg 6.0kg 8.5kg
寸法 936 × 486 × 34 751 × 652 × 36 1200 × 530 × 35
変換効率* 13.85% 13.27% 11.01%
*光エネルギーを何%の電気エネルギーに変換できるかを表しています。
 最大出力をパネル面積で割った数値から導きました。


検討の結果、重量が軽く、かつ、変換効率が最も良いためパネルの面積が小さいSANYO HIP-63S1を選びました。



バッテリー
バッテリーに関しては、交流電源を利用する際に必要なインバーターを内蔵しており、非常時に単体で持ち出しても利用可能な、パワーコンボPG-421SPを選びました。なお、パワーコンボだけでは必要なバッテリー容量に満たないので、他に増設用のバッテリーを近日中に準備して、パワーコンボに繋いで利用する予定です。


充放電コントローラー
充放電コントローラーに関しては、未来舎PV-1212D1AモーニングスターSHS−6Lを候補に検討した結果、
  • 1日当たりの発電量が表示されるので、データ収集、管理が容易。
  • 後々、夜間照明用にシステムを改変、拡充する場合、日没を感知して作動する夜間照明用タイマーがついているので、新たに対応する機種を購入する必要が無い。
  • 機能に対して、リーズナブルな価格。
以上のことから、未来舎PV-1212D1Aを選びました。


ところで、もし小さなお子様のいるご家庭でこれらの機材の購入や設置を検討される方がいらっしゃいましたら、設置する前、また、設置後の管理に注意してくださいね。

先日、届いた機材の梱包を解いて確認後、機材の脇で取り込んでいた洗濯物をたたんでいると、来月3歳になる息子が、ニコニコと笑顔で、「貯金箱、貯金箱♪」と歌いながらパワーコンボの中へ小銭を入れてしまいました。結局、小銭は、放熱用と思われる隙間から無事に出てきて事なきを得ましたが、利用中に同じような事が起きたら、ショートする危険があり笑って済ませられなくなります。

それにしても、貯金箱って言葉、教えていないのにいつ憶えたんだろう?


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