2009年5月14日木曜日
一粒の種
先週の木曜日に連結ポットへ蒔いたバジルの種から、芽が出始めました。
一粒一粒の種は、掌にのせてフゥーと息を吹きかけるとどこかに飛んでいってしまうような、本当に小さいものです。しかし、その一粒一粒が内包している生命、幾世代にも渡って受け継いてきた長大な経験や記憶が、土に蒔かれ、水分を与えられると、外殻を破って現れてきます。
私の身体にも、一粒一粒の種のように、父母から祖父母へ、そのまた前の世代へ連綿と続く経験や記憶が受け継がれ内包されていて、何気ない立ち居振る舞いや思いがけない考えがうかんだりする時に立ち現れてくるのかもしれません。
先日、車を運転中にラジオから流れていた曲が気になり、思わず路肩に止まって聴き入ってしまいました。
「一粒の種」という曲でした。
「秋月便り」を読み、「御蔵」に参加して、一緒に学びませんか。
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